こんにちは、よつかです。「北野の天神さん」こと、京都の北野天満宮へ行ってきましたよ。
梅は現在一分咲き。でしたがそれより天満宮で思いがけず
好みの門を見つけてときめきました。(正面写真を撮り忘れたのが悔やまれる)
しかも「星欠けの三光門」と呼ばれ北野天満宮七不思議の一つとか。門好き・天文好き・幻想文学好きついでに造形美術好きとしてはだいぶ心をわしづかまれました三光門!
しかしなぜかガイドさんの話が公式HPと違ったので、書きとめておきますよー。
三光門の三光は、日、月、星の意だそうな。公式HPでは、「梁の間に彫刻があることが名の由来ですが、星の彫刻だけが見られないともいわれています」。
梁の間に彫刻…
あったあった「太陽」。
そんで公式HPによると、こっち(裏側)が月。…ん? ガイドさんこれが星だって説明したけど?
んでガイドさん曰くこれが月の彫刻だそうな。W白ウサギの間の三日月。
…正解はわからんけど、公式HPのがあってそうな気がしますな。太陽・星?の意匠だけ揃えて月だけ別デザインにする理由わからんし。綺麗だけど三日月。
太陽と月だけがあって、星がない三光門。
公式HPによると、『その理由は、かつて朝廷があった大極殿から望むとちょうどこの門の上に北極星が輝くことから。天空と一つになって平安京を守っていた場所がこの北野の地なのです。この伝説は「星欠けの三光門」として今も当宮の七不思議に数えられています。』だそうな。
星は北極星を実物利用! 何その現地調達!(笑)
太陽と月は動くから彫刻に彫ってその場に留めておくけど、北極星は不動(本当はちらっと動きますが)だから彫り留める必要がないってことですかね。それとも北野天満宮をして、京の北極星たれとしたのか。浪漫ですなー。
てか門の伝説、もうちょっと掘れそうな香りが。七不思議も残り六つあるし、ちょっと調べてみますかね。
そんでもって、彫刻の見事さ・可愛さもだいぶ心を打ち抜いてくれました。着色すごく残ってるし! 美術館陳列レベルを屋外で現役使用中なる状況、萌えます。
想像上のゾウ? 唐獅子ならぬ唐ゾウってことで良いか? かわゆいし! 何というぐるぐるまゆげ!
阿吽なの? にしては前のも口うっすら開いてるけど(笑)。にへ~って笑ってるみたいでかわいいよ! あと下から見る肉球がリアル!
配置はこんな感じです。中央の獅子くんは表裏問わずウェルカムな彩色立体両面透かし彫り。脇に鶴や龍?や孔雀もいます。つい写真ばしゃばしゃ撮っちゃったけど量が多いんで全掲載は自粛。美術館と違って撮影フリーとか素晴らしい!
あ、門でだいぶうっとり疲れしましたが、天満宮の拝殿もかなり素敵でしたよー。龍、虎、牛、麒麟、ほか色々! 拝殿はあんまり撮ると失礼なので撮影かなり控えましたが、個人的には龍が一番私好みでした。ちょっとワクワクしてるぽいお顔がいい! 親しみやすいけど力強い!雲なんかパステルカラーだし!
最後に、三光門の両脇にも甘いマスクのイケメンが控えてました。
もうすぐ少女漫画ばりにバックに花(梅)を背負う狛獅子ちゃん。
2/23(金)から3/18(日)までの金土日の夜は、梅苑がライトアップされるそうです。綺麗でしょうなあ。
北野天満宮の公式サイトはこちらー。