こんにちは、よつかです。突然思い立ったので、タイトル同様ブログアドレスもyotsuka.netにしてみました。.comも.jpもダメだけどちょーど.netだけ取得可だったすごい(笑)
線路幅も細くて車体もちっちゃい、日本で3つだけのナローゲージ。の、記事に書くにはマニアックすぎたネタについて。
神社の境内を線路が走ってる件
初めは記事タイトルに「神社を抜けて温泉へ至る」を考えてたのです。神社の境内を電車が走るのかなり珍しいので。てか普通やらない。古い時代の私鉄(元)だからこそやれた(やれちゃった)話ですな。
神社好きの私としてはここが北勢線一番の名所なんですが、記事内では他名所と共に車両外からの写真でサラッと纏めるだけにしてあります。あんまりオタク臭くてもよろしくないしね!(笑)
てなわけでこちらは没写真。車内から見た、神社通過中の現場。
右手奥に鳥居があって、中央に線路、左手が八幡神社。わかりますかね? 線路が鳥居の内側を走っているのですよー。いやー萌えますねどきどきしますね。急カーブ手前で速度も出さない場所なので、車両通過音が牧歌的なのがまた良い。北勢線はずっとのんびりで牧歌的だけど。
終点が温泉な件
「神社を抜けて温泉へ至る」のままだったら触れていた筈のネタ。ここ終点に温泉あるのですよ。
阿下喜(あげき)駅で阿下喜温泉。同施設ではなくて3分くらい歩きますが、提携きっぷも出てるくらいの仲良しっぷり。
パンフレットも兼ねてて、開くとこんな。
私、温泉入れてないんですけどね。行ったのが木曜で! 定休で! 取材の日は取材内容の濃さに、記事に温泉入れてる場合じゃなくなって! ナトリウム系のさらっと温まるお湯だそうです。入りたーい!
ほとぼりが冷めた頃にまた北勢線で、鉄道と神社と温泉の私的萌え記事を書いてるかもしれません。
車体の余話と没写真
マニア向けすぎる、記事が長くなりすぎる、などの理由で没ったネタ。
車両連結器。ナローゲージでは日本にこれだけ。ナローゲージでなくても珍しくて、今これがついてるのは小田急特急と他少しくらいです。ちなみに写真は旧北勢線カラー車両ですよ。三岐鉄道カラーの黄色車両にはついてません(確か)のでお気をつけ。
これがあると車体あんまり揺れないし、急カーブにも強いのです。でもメンテナンスたいへんなので数が減り今や絶滅間近。メンテたいへんて言われたら…仕方ないのか…。
こちら運転席。光っちゃったけどお気に入り。車両後方の運転してない方を撮ったのでブレーキハンドルはついてません。懐かしいー大昔の西武鉄道の運転席を思い出すー!
写ってないけど足元には滑り止めの砂が置いてありますよー。これ、雪やすごい雨の時に線路が滑らないよう撒くんですが、最近の車体では滑り止めはボタン一つで自動で撒けるようになってるので、多分大多数の人がそんなん撒いてること知らないし気付かないと思います(笑)。北勢線車両ではまだ手動で撒いてるんですね。ペットボトル3つ分詰めて置いてありました。
この砂フツーの砂なんですが、「滑らない砂」として神社でご祈祷したりして受験生用のお守りになってたりします。言魂というやつですね。
ちなみにこちら、記事でもご紹介した「人が乗れる世界で一番小さな電車(線路幅15インチ/381mm)」阿下喜線のミニ電ホクさんの運転席。上の運転席と比べると、小さくてもしっかり本式なのがわかりますなー。
さらにちなみに。「人が乗れる世界で一番小さな鉄道」はイギリスにあります。蒸気式とディーゼル式のWells and Walsingham Light Railway、線路は10と1 ⁄ 4インチ (260 mm)。二位もイギリスで、蒸気式のExmoor Steam Railwayが12と1 ⁄ 4インチ (311 mm) 。誰かこれ日本語サイト作ってくれたら良いのに…眉を八の字にしながら英語サイトで調べましたよ…。
ちゃんと日本語で書かれている、三岐鉄道北勢線の記事はこちら。
www.travel.co.jp/guide/article/31274/
世界で一番小さい電車、ミニ電「ホクさん」はこちら。
www.travel.co.jp/guide/article/31307/
同じ三重のナローゲージで北勢線の姉妹路線、北勢線よりカラフルでかわゆいあすなろう鉄道の記事はこちら。ライターは風祭哲哉さんですよー。