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旅行ライター陽月よつかによる、役立ったり役立たなかったりするゆるっとしたページ

記事余話:三重:3秒でわかる「鉄オタが立ち止まる踏切」の萌えポイント

こんにちは、よつかです。一週間ばかり空いてる間に姫路行って京都行って名古屋行って来ましたよ。と書くと売れっ子ライターみたいですが、ほぼ遊びですよ。

 

今回はそんな間にひっそりと出ていた新記事「鉄オタが立ち止まる踏切」についての余話。

西桑名第二踏切

フツーの人にはフツーの踏切、鉄オタには日本一の踏切。何が日本一って通る線路の幅の種類数。一般的に感想の9割は「へー」で終わる(よつか調べ)、「西桑名第二号踏切」の記事余話です。

3秒でわかる「西桑名第二号踏切」

ナローゲージの線路幅
狭軌線路の線路幅
標準軌線路の線路幅

ほら線路の幅が違うでしょー。異なる幅の線路が3種類揃うのは日本でここだけなんだよー。以上、ハイ3秒(かからない)

 

とゆーのもナローゲージ(一番左←の線路幅細いやつ)が他の幅の線路と同じ踏切(厳密には踏切名が違うけど)に並ぶのが、日本でここだけなんですな。なので実際線路を歩いて渡って幅の違いを体感できるのもここだけ。ま、そんだけなんだけど、実際歩いてみるとこれが案外ちょっと面白いのです。

 

ちなみに日本の線路事情はとゆーと、一般に営業してる路線の線路幅は全部で4種類。そのうちの殆どが真ん中の「狭軌」(1067mm/JR在来線とか関西外の私鉄とか)と右の「標準軌」(1435mm/新幹線とか)の2種類のどっちかで、あとは標準軌の半分くらいのナローゲージ(762mm)が3路線と、標準軌よりやや小さめのスコッチゲージ(1372 mm)が少し。一度に渡れる踏切に4つ揃う場所は日本にはありません。一つ一つの線路の詳しいことはこちら(記事)(あ、スコッチゲージは書いてないや)。

 

「鉄オタが立ち止まる踏切」と書いたのは、私が素で立ち止まるからですな。他の鉄オタも立ち止まると思うけど。立ち止まらない鉄オタもいるかもしれんけど、まーとりあえず私は立ち止まったんだから誇大広告ではないんじゃないかなーという文言。

 

線路萌えがリバー・フェニックスから派生している件

私がこの踏切のどこに一番ときめくかつーと

スタンドバイミー線路

私の線路好きの原点、スタンドバイミーのこの名場面(これを観て線路好きになった人はどのくらいいるんだろ)の線路と、

 

標準軌線路

この線路幅(標準軌)が、ほぼ同じだっつとこですな。

 

ここでなくても標準軌は走ってますが。違いが明確にわかる場所のが萌えるじゃないですか。リバー・フェニックス万歳。スターというのは線路まで輝かせるのです。

 

だってこれが違う線路幅だったら! それこそナローゲージだったら!

ナローゲージ線路が続くよどこまでも

なんか違う! 絵面だいぶ違う!

 

ちなみにスタンドバイミーの該当線路、この場面のロケ地(ロケ線路)はシャスタ山にあり、今も線路上を歩けるそうです。むしろシャスタ行く時ここ通れ的に、フツーに道扱いらしい。スタンドバイミーの線路と知らずに通る人もいそうだな。

 

更にちなみに。「ほぼ」同じとなるのは、当時の線路の国際標準が今より0.5インチだけ狭かったからですよ。

 

0.5インチってどんくらい、てか標準軌とかさらっと書かれても何のことやら、とゆー方は下記記事をどうぞ。だいぶうっかり詳しく紹介しちゃってます。多分読んだ人は明日から線路について語れるほどに。www.travel.co.jp