ずっと見たかったプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」を観に、愛知県刈谷市の「夢と学びの体験科学館」へ行ってきましたよー。
「おや、あの河原は月夜だろうか。」
「月夜でないよ。銀河だから光るんだよ。」
宮沢賢治とKagayaさんが組んだらそんなのもうとんでもなく綺麗に違いないじゃない!と思っていたら案の定でした。
そもそもアーティストKagayaさんが大好きで(今思い起こしてみたらファン歴が中高生時代からだった)、なのに何故か彼のプラネタリウム番組はこれまで観る機会をずーっと逸し続けておりましたので。今回えいやっと愛知まで。(ちなみに色んな場所で上映してますよー。今回タイミングが合うのが愛知だったのです)
小ぶりの科学館。展示も少なめぽいしアットホームで和む感じかなーと思ってたけど、サイエンスショーもやってて結構賑わってました。なんだかわからんが何か光るものを作っていた(ざっくり)のも気になったけども、今回の目的はプラネタリウム。
薄紫色の投影機とプラネタリウムの天幕を見て、空の色だ、と思う人は空好きな人なんだろうなと思います。多分ここのプラネタリウムの関係者も。空を見上げて夜明かししたことのある人にとっては、この色の夕空は晴れた星空の前兆で、もうすぐ星が見えなくなる明け方の空の色。東明(東雲)色というやつですね。
朗読は桑島法子さん。実力派声優さんだーとは知ってましたが、宮沢賢治の朗読劇がライフワークでイーハトーブ賞奨励賞まで貰ってる人とは知らんかった。
ネタバレは控えますが。
画集で見たあの銀河鉄道が頭上を走る…! 圧巻です。
プラネタリウムの外には地球がぽっかり浮かんでおりましたよ。
写真は自粛ですが、Kagaya作品展も同時開催してました。この人の空の写真はずーっと見惚れてしまうほど綺麗。
科学館内には人力発電鉄道も走ってましたよ。館内は今「のりものフェスタ」なるイベント中だそうで。プラネタリウムの「銀河鉄道の夜」にも掛けたんですかね。(ちなみに上の写真は顔隠しにフレアツールを使ってみようとして中途半端になった例。ま、当初の目的は果たせたのでご愛敬)
一緒に遊んでくれたのはライターえりこさんご一家。取材の時は良かったら泊まって良いですよ、と言ってくれたえりこさん宅に、取材じゃないけど泊めて下さーいあとプラネタリウムも行きましょーとがっつり押しかけた次第でした。
プラネタリウム前には、白梅紅梅のきれいな公園へピクニックも。科学館から車で10分。
この後もえりこさんご一家とは一緒にお風呂屋さん行ってお宅へお邪魔して、がっつり遊んで貰うわけなんですが。世界を股に掛ける姫と王子にロシアの地名や言葉を教えて貰ったり、「こうやって撮るとお月さまみたいなんだよ」とえりこさん宅の家の中撮影スポットを教えて貰ったりするわけですが。(楽しかったが載せられん)
刈谷市の「夢と学びの体験科学館」についてはこちら。
アーティストKagayaさんのページはこちらですよー。
なお、今回の写真は全部えりこさんが素敵カメラで撮影したものをお借りしました! 楽しい週末ごとありがとうございますー!