こんにちは、よつかです。寒すぎて珈琲がすぐ冷めるので保温マグを考え中です。
さて前回から間が空きましたが、三部作・御朱印の基本作法其の二。御朱印のいただき方についてですよー。(余談ですが「其の」って書き方するとなんか重々しくて良いですね。何なら「其ノ弐」とかでもいい)(前作:基本作法1はこちら)
特別なこたないですが、先日も神社でちょっとお止めしたい作法の方を見かけたので。知らない人もいるんだな…てことで、僭越ながらー。
御朱印をいただく場所
大きな寺社なら大概、御朱印こちらって書いてある窓口があります。大体はお守りやお札の並びにありますよ。なければ御朱印どちらでいただけますかって寺社の方に訊けば対応してくれます。人が常駐してない小さな寺社では、御朱印は近隣ドコソコの寺社でって但し書きがあることも。
幾つもお堂やお像のあるお寺では、一番大きなお堂とか出口とかどっかしらわかりやすいところで、全お堂・お像分の御朱印を纏めて受け付けてる場合が多いですよ。全部貰っても良いし、一つ二つだけでも大丈夫。他の御朱印を貰ったら、本堂やご祭神(いわゆるメイン神仏)の御朱印も貰わないと失礼…なんてことはありません。
御朱印のいただき方
(こちらの写真は取材時に特別に撮らせていただいたもの、基本は撮影禁止ですよー)
御朱印帳を持参していれば開いてお渡し、なければ紙に書いたものをいただけます。貰う側としてはなんとなく直接書いて貰った方がありがたみがあるような気がしますが、寺社さんからすると別にどっちが良いってこともないとのこと。
限定の御朱印は紙でのみのご用意という場合も結構あります。紙自体が透かしが入ってたり色和紙だったりする場合も。また色違いや文字違いもあったり、ついつい色々揃えたくなりますね。揃えるのは良いのですが、ここで注意。
貰える御朱印は、自分のものだけ。例外は家族や親しい友人の代理参拝の時だけです。
自分のなら御朱印バリエーションを全種類揃えたって何も問題なし。むしろ寺社側もウェルカムです。でも代理参拝分などで同じものを複数いただく場合は一言、理由をお伝えしましょう。御朱印のネット転売問題に心を痛めている寺社さんは多いので。
御朱印の受け取り方・御礼
書いていただいたらお礼をお納め。おいくらお納めくださいと指定してくれる場合もあるし、お気持ち分でって場合もあります。大体は300円か500円、限定で凝ったものだとそれ以上のことも。もちろん多めにお納めする分には問題ありません。
御朱印帳でも紙でも、墨が写らないよう薄紙をかぶせていただけることが多いです。更にはそれがただの薄紙でなく、その寺社のご由緒や御朱印についてなど書かれている場合も。無料パンフレットよりずっと充実した説明が読めることも多いですよ。
ちなみに書いていただくのを待つ間(紙の場合も日付はその場で書いて貰います)、鞄を地面に置いてる人がたまにいますね。あれ、いかんです。
鞄が複数あって、手持ち鞄の方へ御朱印や御朱印帳を入れるなら良いのですが。御朱印を入れた鞄を地面に置いたり、地面に置いた鞄に御朱印を入れるのは失礼に当たります。もちろんお守りなどでも同じ。御朱印は神仏とのご縁をいただいたしるしですから、神聖なものとして取り扱ってくださいね。
ではでは。御朱印の基本作法・其の三へ続く。
ちなみに前作はこちらー。
御朱印だけでない、参拝作法全般についてはこちらですよー。
www.travel.co.jp/guide/howto/125/